3日目の朝。大間崎テントサイトはなかなかの強風。
そして海霧?とでもいうのでしょうか。潮の匂いのキツイ霧でテントが濡れていました。
夜中にトイレに起きた時には、あまりの臭さに、トイレの臭いが漂ってきているのかと思ったほどです。
朝ごはんは欲望に任せて買ってしまった謎の組み合わせ、アップルパンとサバ竜田揚げとヨーグルトです。
風が強いですが、炊事等で落ち着いて食べることが出来ました。
竜田揚げは蒸し焼きのようにして温めましたが、ちょっとやり過ぎて裏が焦げてしまいました。
風で変形しています。結構強い風で、たたむのに苦労しました。
まだ旅が始まったばかりなのに、愛用のテント袋が破れてしまいました。
これはコールマンツーリングテントSTという今は売っていないテントのスタッフバッグなのですが、とても使い勝手が良かったので、テント本体が使えなくなってからも袋だけは使っていたのです。かれこれ17年ものなので壊れても仕方ない。よく頑張ってくれました。代わりになるバッグを探さないといけません。
とりあえず今回のツーリングでは、防水サイドバッグに入れているのでそれほど困ることはありませんでした。
9時に大間のフェリーターミナルで午後のフェリーの予約を取りました。
繁忙期ではないので問題は無いと思いましたが、万が一にもこの日に函館に行けないと、予約したホテルは無駄になるし、雨予報なので青森側で宿を探さないといけないしということで、少し心配していました。
午後のフェリーまでの時間を使って、易国間林道を通って薬研温泉かっぱの湯を目指します。
昔々来たことがありますが、周辺の風景は記憶が蘇ってきて、懐かしく感じました。
この、「あ~ここだ!覚えてる~」という感覚の嬉しさは何なんでしょうかね。
湯船の方には、屋根風のごつい目隠しが付いていました。たぶん以前来た時は無かったんじゃないかな。対岸から丸見えだった気がします。
お湯はかなり熱めですが、シャキッとするので私は好きですね。温まったら岩の上に座って川のせせらぎを聞きながら自然の風に吹かれ、少し冷めてきたら、またお湯に入る…そんな感じで1時間くらいかけてゆっくり楽しみたかったのですが、フェリーの時間もあるので、20分ほどで切り上げました。また来たい温泉です。
いつもはギリギリになってしまう私ですが、この時は珍しく余裕をもってフェリーターミナルに戻り、優雅に海峡サーモン丼(880円)をいただきました。美味しかったです。
津軽海峡フェリー、バイク込みで4,710円。90分の船旅です。
昼食を食べた直後なので、出港を見届けるとあっという間にぐっすりでした。
油断していると船酔いするので、寝ているのが一番です。
ホテルシャロームイン2 この日は1泊3,685円と激安でした。
安すぎて不安に感じるレベルでしたが、古さも汚さもなく、むしろ良いレベルのビジネスホテルでした。
ちなみに他の日はもっと金額が高かったので、BOOKING.COMのセールなどもあっての値段だったようです。
荷物を少し整理して一息入れた後は、歩きで出かけました。函館駅までは3~5分と、便利な場所です。
ラッキーピエロ駅前店。
ここが最寄りなのですが、せっかくなので街歩きをしながらもう少し進みます。
港から函館山を望みます。
フェリーから見た時もですが、頂上付近には厚い雲がかかっていて、景色も夜景も無理そうです。
以前来た時に見ていますし、「天気が良くて余裕があれば行こうかな?」程度だったので、今回は無しです。
赤レンガ倉庫。
おみやげ屋さんやおしゃれなショップが入っていました。実家で猫を見てもらっているのでおみやげを買っていこうと思っていますが、この時点で買うと荷物になるので、見るだけにしました。
赤レンガ倉庫のところのラッキーピエロに入ります。
チャイニーズチキンとハンバーグ、ビール、そしてコンポタを飲んでみたかったので、変な組み合わせになりました。
北海道上陸を一人乾杯で祝いました。こういう時のビールは格別!そしてハンバーグがとてもおいしかったです!!
食料が調達できなかった時に食べるもよし、おみやげにするもよしということで、レトルトカレーを買いました。
1つ300円程度なので、道の駅などで売っているオリジナルカレーと比べるとだいぶリーズナブルに感じました。
私は市電がある街に住んだことが無いので、珍しくてつい撮ってしまいます。
そして、道路を走っている時は戸惑います💦
街歩き中に見かけたうに丼の店。
7,700円!? 確かに現地に食べに行くことを考えたら安いですが、なかなか出せない金額です💦
かつては3500円とかでビビっていたものですが…
3日目 費用
海峡サーモン丼 880円
ホテル 3,685円
駐車場 500円
ガラナドリンク 150円
コーヒー 180円
お土産 913円
夕食 1,557円
フェリー 4,710円