大型防風板
キャンプストーブの防風板はしばらく前から導入していましたが、焚火の防風板というものは考えたことがありませんでした。漠然と、「風がある」=「焚火はできない」という固定観念でした。
しかしキャンプブームで立派なキャンプ道具をそろえた方々をたくさん見かけるようになり、その中に焚火の周りに布のスクリーンを立てている方がいるのに気づき、「なるほど、焚火も風よけを付ければいいのか」とやっとこさ気づいた次第です。
そしてこの度、ついに購入し、初使用してきました。
布タイプではなく板タイプを購入しました。
理由としては、布タイプだとペグ等での固定が必要のため、地面のペグの刺さりやすさによって設置の難易度が変わることと、単純に手間がかかりそうだという理由です。
板タイプであれば自立しますから、開くだけで設置完了と簡単なのと、それ自体の重さによってある程度の風ならばペグダウンは省略できそうだからということです。それにプラスして、熱を反射するので寒い時期に暖を取る目的としても有効なようです。
問題はサイズですが、高さ40㎝、50㎝、60㎝が売られていました。大きいに越したことはないのですが、もちろん値段も上がるし、大きく重くなってしまいます。バイクでのキャンプでは収納性や重さは重要ですので、悩んだ結果40㎝を購入しました。
結論としては、私が使っているピコグリルもどきであれば、ジャストサイズでした。ただ、別の焚火台に使うには小さく、その場合60㎝が欲しいと感じました。
焚火だけだったら風が強ければ止めればいいですが、BBQするつもりで生ものをもっていった場合、火を使えないと食事はできないしそのままでは材料も悪くなってしまうので、とても困りますね。しかしアウトドアでは風の具合はなかなか読めないのもので、天気予報で「風が強い」と言われるような日でなくても、焚火は厳しいこともあります。また、設営場所や時間帯によってもコロコロ変わります。行ってみないと、やってみないのわからないわけで、だからこそ防風板があると心強いですね。
というわけで、ちょっと重たくてかさばりますが、BBQを楽しむ目的でキャンプに行くときは、ぜひとも持っていきたいアイテムです。
火消袋
ロングツーリングのキャンプでは、一日走って結構疲れていますから、お腹いっぱいになると急に眠くなってきます。そんなとき薪や炭を燃やしていた場合、そのまま寝るわけにもいきません。
灰捨て場があるキャンプ場はまだ良いですが、持ち帰らないといけない場合は消火するか燃え尽きるまで待つか…ということになってしまいます。消火のために水を掛けると、グリルや焚火台の後始末もより大変になってしまうので、できれば避けたいところ。また、燃え残っている炭などはちょっともったいない気もします。朝も同じで、水を掛けたくないなら燃え尽きるまで出発できなくなってしまいますね。
火消袋があれば、止めたいタイミングで袋に放り込んでおけば窒息して消火され、そのまま持ち帰ることも翌朝に再利用することも出来ます。
炭消し壺の存在は知っていたのですが、調べてみたら袋タイプがあったので、「これだ!」ということで購入しました。
折りたたんでおけば嵩張らないし、軽いし、なかなか良さそうです。そして期待通りの活躍をしてくれました。
「口を折りたたんでも戻ってしまう」というレビューがみられ、確かにそうなのですが、ちょっとした工夫で解決できました。紐の長さが調節できないのが問題だったのですが、紐を結んでからバックルをつなぐという単純な方法で長さを調節することが出来ました。まぁ、別に折りたたんだ状態にこだわらなくてもそれほど影響はないように感じました。
気になったのは、自立するはずが、あまり安定が良くなかった点です。これは底の形状をちゃんと整えてから作業すれば防げるかもしれませんので、次回の時もう少し気を付けてみようと思います。
炭や灰を持ち帰る場合に、ビニール袋などに入れてカバンの中で破れたら目も当てられない惨状になるでしょうが、この袋ならその心配もなさそうです。これも焚火、BBQをやるときは絶対あったほうが良いですね!