ジムカーナ

ジムカーナ#16 ウミガメ練習会つくば9/16 106%

今回の目的

ダンロップ杯が開催されるつくばサーキットジムカーナ場ですが、また路面の感触が特殊なため、少しでも多く走って慣れるための貴重な機会となります。

今回はバイクはJAGE杯第3戦から何も変更はありません。タイヤだけ練習用に少しすり減ったQ5に付け替えています。
ここから先、バイクをどういう風にしたらいいか、私の知識と情報ではもうネタが無くなってしまいました。セッティングを詰める余地はもちろんあると思いますが、まだ技量的にそれが出来る段階じゃないような気もしています。

前回色々変えたので、今はこの状態でもう少し走り込むのも必要なのかなと思います。

コース

いつものレオンサーキットと違って、広いコースならではのセクションが配された長いコースになっていました。おそらくダンロップ杯のコースもこういう感じが多かったのではないかと想像しました。

中盤に通り方自由の通過セクションがあり、他の人を見ると3通りのパターンで通っていました。

私ははじめ、最短で良いと思って青いラインを通りましたが、他の人の走行を見て赤いラインに変えました。こうして図示してみると、青と赤の走行距離はあまり違わないので、回転が入る分青は不利かと思います。黄色いラインは距離が長いのでイマイチかなと感じました。結局最後のほうは、見た限りほとんどの人は赤いラインを通っていました。

全体的には中速でタイトなターンも少なく私にとっては得意のコースと言いたいところですが、エンブレが効き過ぎるため、通過セクションの後のスラローム区間などはアクセルワークにとても気を遣うし、なかなか上手く出来ないポイントでした。

また、四輪のタイヤ痕が多く残っており、路面はかなり滑りやすく、深くバンクすることが難しいと感じました。一応走行時間が進むにつれて改善し、ある程度慣れた部分と含めて、最後はそれなりのバンク角で走れるようになりました。しかし、タイムを縮めようと少し無理をするとフロントタイヤが滑ることがあって、何度かヒヤッとしました。そして結局一回転倒もしました。

タイトターンとしては、ゴール前の直線パイロンから続くきつい左ターンとそこから右への切り返しはなかなか気持ちよく走れませんでした。また、そこではどうしても意識が次のセクションに行くのが遅れてしまい、セクション間のつなぎがなかなかスムーズにできませんでした。

走行1 フリーラン

L1 1分59秒015
L2 ミスコース

滑る路面にビビる。実際に走行中もスライド発生。
1周目は一部で次のパイロンの場所を考えてしまい、タイムロス。2周目はゴール前のエリアで次のセクションを見失ってミスコース。

まだ目の前のセクションの攻略に全神経を集中しすぎていて、次のセクションを意識する余裕がないので、回り終わってから「次どこだ」と探してしまう。これは朝一に体が硬くてバイクを倒せない、攻め切れないということとは別で、しっかりイメージトレーニングすれば防げるタイムロス。また、難しいセクションで走行に余裕がないから起きることでもある。

走行2

L3 1分53秒793
L4 ミスコース
L5 1分51秒275

雨ぱらつき少しビビってしまったが、走行に影響が出るほどではなかった。

走行3

L6 1分50秒902(足つき1、パイロン2)
L7 1分49秒050
L8 1分55秒864(コース進入あり減速)

通過セクションの走り方、L6は上図赤ライン、L7は青ライン。タイムは上がったが、コースへの慣れもあるし、赤ラインのほうが速いような感じ。L8では確認できず。

走行4

L9 ミスコース
L10 1分49秒718
L11 1分48秒692
L12 1分48秒971

通過セクションの走り方を試そうとしたものの、結局同じ通り方(上図、赤のライン)で走行。
路面の改善とコースの攻略で48秒台に入るが、まだ走りはしっくりこない。

走行5 昼フリーラン & WR450F試乗

L13 1分55秒547
L14 1分50秒658

昼のフリーラン時間、ウォーミングアップもかねて2周走ったところで声を掛けられ、WR450F(Bシードで今回103%だった方の車両)に試乗させてもらうことに。

L15 1分52秒269(WR試乗)
L16 1分51秒644(WR試乗)

感想は最後に。

走行6

L17 1分49秒940
L18 1分48秒294(パイロン1)
L19 1分46秒974
L20 1分46秒842

緩いターンはハングオンまたは少し腰をひねって足を開くような感じで走行。
オフセット回転のセクションでは、進入速度をそのまま旋回に換えるような、壁にタイヤを押し当てるようなイメージで曲がることができた。
走行後の空気圧が1.65だった。(その後調整せず)

走行7

L21 1分46秒941
L22 転倒
L23 1分47秒234
L24 1分47秒100

概ね同じようなイメージでは走れたが、タイムを更新しようと入れ込み過ぎてパイロン接触が増え、転倒もあった。

走行後空気圧 F1.68 R1.7 

走行8 フリーラン

空気圧を温感で1.6に調整。

L25 1分52秒895
L26 1分49秒952(前後スライドしてしまう)
L27 1分48秒235
L28 パイロン接触
L29 1分48秒162

まとめ

ベストタイム 1分46秒842  トップタイム比 106.773%

今回はこれまでつくばで走行した時よりも滑りやすいコンディションでしたが、徐々に回復してグリップが掴めて来るという変化を経験出来ました。それも含めて路面への習熟も高めることが出来たと思います。

また、タイムが出た周はオフセット回転などでターンインから回転に入ったときにバイクを起こさずそのままの勢いで回り切る感じ(壁にタイヤを押し付けるようなイメージ)で走ることが出来ました。あれが最初からできれば昇格間違い無しだろうと思います。

緩いターンの続く区間はどうしてもアクセルオフでのエンブレが気になりました。何周もして、注意するポイントが絞れてくればある程度対処できるのですが、これもまた1周目や2周目ではどうしてもギクシャクしてしまうポイントです。

相変わらず106%を切れませんが、苦手のつくばで、差が付きやすいロングコースでの106%は、実質進歩したと言えるかな!?そう思いたいですね。

WR450Fに乗った感想(自分の390DUKEと比較して)

・北ショートなどでモタードに乗っているからか、ポジションや乗り味などはそれほど違和感が無かった
・ブレーキが良く効くしコントロール性も良い
・パワーがある。簡単に前輪が浮き上がる加速
・エンブレはそれほどきつくない
・グリップが高い?グリップ感が掴みやすい?感じ。サスの良さか
・遠心クラッチは色々な点で優位性がある

タイムアタックでは2周で390DUKEに近いタイムは出せましたが、超えることはできず。緩いターンはそこそこバンク角を使えましたが、回転はもう少し慣れないと攻めることは無理でした。やはり回転(180度以上回るものも含め)がタイムに及ぼす影響が大きいと感じました。

良いバイクに乗ったからと言って黙ってタイムが上がるわけではないですね。乗りこめば自分の390DUKEより速いタイムを出せそうな気はしましたが、だからと言って43秒台(持ち主のタイム)が出せるような気はしませんでした。バイクも大事ですが、当然のことながらもっと技術も高めないといけないのだと実感しました。。

リアブレーキがしっかりしているので、遠心クラッチで回転を上げてもバイクが起き上がらない。390DUKEのブレーキは、フロントもリアもちょっと不足な感じはしていたけれど、やはり…

とすると次に強化するのはブレーキでしょうかね?しかし高額になるので、390にどこまでお金をかけるかという問題にもなってきます。とりあえず今シーズンは今の状態でやり切るつもりです。

オーナー様、貴重な機会をありがとうございました<(_ _)>

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