2024年4月13日(土)、JAGE練習会に参加しました。
気温22℃予報、爽やかな晴れの最高のコンディションで、JAGE杯第1戦の前日練習です。
今回の課題
翌日のJAGE杯第1戦に向け、前回の練習及びその後で変えた点についてフィーリング確認
・Frandoのフロントブレーキマスターシリンダー
・フロントフォークの突き出しを-7mm→-9mmに変更
・リアタイヤをスーパーコルサ→Q5A
・マフラー ノーマル→中華スリップオン
どのタイヤを使うか念のためフィーリング確認
・フロント 5部山Q5 or 新品Q5
・リア 8部山Q5A or 1部山Q5
以上です。
フロントタイヤに関して、新品を使うのが当たり前ではあるのですが、前に減り具合の違いによると思われるハンドリングの変化に対応できずタイムが落ちたので、念のため比較することにしました。
リアタイヤについては、依然としてQ5入荷が未定ということでしたのでもう腹をくくってQ5Aで行こうと思ったのですが、一応1部山のQ5も試してみることにしました。
この日のコース
JAGE練習会ではおなじみ、奥のエリアでの1周1分弱のショートタイムアタックコースです。狭いエリアをグリグリ回る長野練続きのようなコースです。翌日のJAGE杯も回転や狭いセクションが多くなるでしょうから、ちょうど良い練習になると思いました。
AM走行
フロント5部山Q5、リア8部山Q5Aで走り始めました。
L1 53秒500
L2 53秒983
1周目は繋ぎの加速のメリハリがなく、回転も遅かったです。
2周目は回転でバイクが起きてしまい、さらにタイムを落としてしまいました。
L3 エンスト(フリーターンで)
L4 53秒310
L5 53秒632
L6 52秒912
L7 52秒649
L8 52秒372
L9 52秒071 ☆
休憩
L10 パイロン倒し
L11 52秒107
L12 51秒961
L13 51秒469 ☆
L14 51秒937
フロントタイヤ 5部山Q5 → 新品Q5
L15 52秒058
L16 52秒217
L17 51秒761
L18 51秒392 ☆
L19 51秒590
フロントタイヤ新品でタイム更新出来たので、これで憂いなく新品タイヤで本番に臨めます。
PM走行
L20 パイロン倒し
L21 51秒899
L22 51秒507
リアタイヤ空気圧 2.1→1.9
L23 計測エラー
L24 51秒766
L25 51秒731
L26 51秒030 ☆
L27 51秒251
クランクの入り口などでリアタイヤがホッピング気味だった感触がなくなりました。初めはターンインの動きが変わって対応できずでしたが、良さそうな感触があり、走りがまとまったらタイム更新できました。
リアタイヤ空気圧 1.9→1.8
L28 転倒しかける
L29 51秒039
同等のタイムがすぐに出たので、どうやらQ5Aでも低めは使えそうな感触です。
リアタイヤ Q5A → 1部山Q5
L30 50秒948
L31 53秒237
L32 転倒
L33 50秒994
L34 50秒964
L35 50秒649 ☆(この日のベスト)
L36 56秒282
L37 51秒122
ウォームアップのスラロームをしている時から、倒しこみやすさ、切り返しの軽さ、グリップ感、バンク中の安定感、いずれもQ5の方がフィーリングが良かったです。そしてタイムも1周目から更新。
Q5AよりQ5の方が高性能なのは当然ではありますが、限界近くまで摩耗しているとしてもまだQ5の方が良いとは、ちょっとショッキングですね。Q5が手に入らないうちはこのタイヤを持たせていくしかないということになってしまいました。
Q5にした後にひとつだけ気になったのは、強いブレーキから入る左回転でバランスを崩すようになってしまい、転倒などがあったことです。慣れの問題かもしれませんが、ちょっと対応しきれなかったです。
まとめ
記録が無いのでわかりませんが、トップは47秒台だったようなので、トップ比は大体107%、いつも通りという感じです。
変えたパーツに関してのフィーリングは問題なし。ブレーキマスターシリンダーの変更でブレーキの効きは良くなりましたが、走りにどのくらいプラスになっているのかはイマイチわかりません。
Q5Aのエア圧に関して、2.1から1.9、さらに1.8まで下げていきましたがフィーリングはまずまずでタイムも上がったので、とりあえず1.8の運用で行こうかと思います。
そしてすり減ったQ5との比較は、結局明らかにQ5の方が良いという結果、ベストタイムで0.4秒の差でした。大会では1分30~40秒のコースだとすれば、0.8秒くらいのインパクトがあるということになります。実際のところそこまで変わるかはわかりませんが…
グリップ力の違いもありますが、全体的な動きの軽快さなどの影響も感じました。まさにツーリングタイヤとスポーツタイヤの違いという感じでした。
Q5が手に入らない状況下、Q5Aでしのげればと思いましたが、こうなってしまうとすり減っていてもQ5を使うしかないですね。Q5がないので出場しないと言っていた人がいましたが、そういう選択をしたくなる気持ちはよくわかります。次の大会までに入らないなら私もちょっと考えてしまいますね。