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【ラジコン#19】② 苦悩と混乱のRO1.0クラス参戦レポート 【つくパー17】

2024年5月12日、つくばラジコンパークのラウンドレースに参加しました。
ダブルエントリーにて、この記事ではRO1.0ワンメイククラスのレポートです。

参加の目的・目標

今回は旅行の予定をキャンセルしたため急遽参加することになりました。3月に初めてレース参戦しましたが、その後はGFCCに向けてジェノバを中心に練習しており、RO1.0のほうは何もタイムアップのネタがない状態でした。とはいえ今手持ちの中では一番気に入っている車体ですので、ガチガチに緊張していた前回と違ってリラックスしてレースを楽しめればという気持ちと、ジェノバでとは言えかなり走り込んでいるので、上達が実感できるような内容のレースが出来ればと思って臨みました。

朝の練習走行

18秒84
18秒55
18秒73
18秒78
18秒18 ☆(本日のベストタイム)
18秒75
(18秒台のみピックアップ)

前日夜に走ったフィーリングそのままに良い感じで走れた。自己ベスト(18秒16)と同等のタイムが出ている。

予選1

参加台数は16台で、予選は8台づつの2グループ分け。決勝は上位8台がAメインとなる。

19秒586
22秒005 (追い抜きを仕掛けて接触転倒)
19秒054 (2台追い抜き)
23秒075 (はみ出してきた車両と接触)
29秒641 (追い抜きを仕掛けて絡まって停止2回)
23秒853 (最終小ジャンプ着地で転倒)
19秒132 (追い抜かれ)
19秒308
25秒788 (追い抜き中並んでジャンプした時接触転倒、小ジャンプを片輪通過で転倒)
19秒026
19秒055
19秒131

イン乗り上げを怖がって無難に走ってしまった。走行ミスによる転倒3回。追い抜きを仕掛けての接触4回。
追い抜きの仕掛け方が少し不用意だったかもしれない。早く抜きたいという焦りからか。

昼の練習走行

サーボ上に10gウエイトを搭載。

18秒811
18秒265
18秒535
18秒561
18秒270
18秒438
18秒897
18秒616
18秒217 ☆
18秒915
18秒342
(18秒台のみピックアップ)

ウエイトの効果は感じられるほどではないが、タイムペースはなかなか良い。
RO1.0のノーマルタイヤでの走りのリズムが掴めてきたような感じ?

予選2

サーボの上にウエイトを20g搭載。(車高は前12㎜、後ろ11㎜)
フロントにターンバックル半回転分ネガティブキャンバーをつける。

19秒035
19秒559 (S字小ジャンプの着地で転倒)
19秒009 (後半のS字で大回りのミス)
21秒213 (前半のS字でコースアウト)
19秒251
21秒224 (バックストレート手前のジャンプ着地転倒)
20秒726 (追い抜かれ)
18秒813 (追い抜き)
19秒408 (後半のS字で大回りのミス)
19秒309 (転倒車両を避けるために減速)
19秒377 (追い抜き)
18秒670 ☆
21秒757 (バックストレート手前のジャンプ着地転倒)

リズムが取れないという感じで、もっとインによって走ろう、もっとアクセルを開けようと思っても、どうにも締まらない走りでした。

ジャンプ着地での転倒が3回、大回りのミスが3回。予選1回目のような大きなタイムロスは無かったものの、全体的にピリッとしない走りでした。

決勝

セッティングに関して、予選2回目がイマイチだったのでとりあえずキャンバーと車高は昼の練習走行の状態に戻す。サーボ上のウエイトも10gに。

予選総合11位
決勝Bメイン3番手スタート

25秒971 (スタートで他車と接触、復帰に手間取り最後尾7位→2台転倒して5位)
20秒846 (1台抜いて4位になるが、追い上げてきた5位と接触してタイムロス)
20秒315 (抜かれて5位になるが、前車転倒により4位)
19秒032
18秒507 ☆(今回のレース中のベストタイム)
18秒996
21秒947 (3位に追いつくが追突して絡んでしまい、5位に落ちるも、前車の転倒で3位)
19秒135 (前車に追突しながら抜いてしまう、2位)
18秒655
18秒817
18秒715
20秒778 (周回遅れの車両に追突してハーフスピン)

決勝Bメイン 7台中2位ゴール

スタート直後の接触ではすぐに起こしてもらったのですが、ちょうどマーシャルさんの死角に入って車がどっちを向いているのか見えず迷走していました。

ジャンプやイン乗り上げなどによる転倒は無かったですが、他車との接触が5回、内4回は追突してしまっており、申し訳なかったです。本来ならば前の車両のペースに合わせて速度をコントロールしなくてはならないのですが、挽回したいという焦りからペースを落とさずに抜こうとし、技量の不足と相まって接触になってしまいました。

夜の練習走行

アンダーステアに苦しんだフラストレーションを解消すべき、フロントに4WD用のフロントタイヤを装着。

18秒71
18秒43
18秒43
18秒48
18秒98
18秒48
(18秒台のみピックアップ)

クイックになったハンドリングに対応できず、17秒台を見ることはできず。

まとめ

総合順位 10位(1台未出走のため全15台中)
ベストタイム 18秒507(レース中のベスト)
       18秒18(練習中のベスト)

3月の初出場の時からすればわずかながら進歩は見られたと思います。
良かった点としては、前回は震えるほど緊張していましたが、今回はそういう緊張はほとんどありませんでした。そのおかげか予選2回目や決勝では操作ミスによる転倒をほとんどしませんでした。

反省点は、たくさんありますが、まずは接触が多かったこと。当てられた感じの接触もありましたが、当ててしまった接触もありました。とにかくタイムが遅いので、ひたすらベストラップを狙う練習をしてきましたが、前の人に追いついてベースを変えずに同じラインで走ったらぶつかるのは当たり前で、そういう時はペースを合わせて隙を見つけて抜くということをしなくてはいけないわけですね。

これまでそういう走りをほぼしていなかったですが、そういえば上手な方は仲間同士で追いかけっこをしていますね。単に遊んでいるだけなのかと思っていましたが、バトルの練習なんだなといまさらわかりました。練習においても「抜く」という機会が発生するようになったのはごく最近の事ですので、これからは頭を切り替えてそういう場面もまたレースの練習として臨みたいと思います。

そして運転操作にかんしては、とにかく走りのリズムが掴めませんでした。攻めようと思ってもラインが乱れるばかりでした。これは今回ジェノバでダブルエントリーした影響があったと思います。カーペット用フロントタイヤで普通にフロントの応答性が良いジェノバに対して、グリップの低いリブタイヤが指定されているRO1.0の鈍いステアリング特性には、前日の練習でも慣れるのに10分×2回の練習を費やしており、懸念しておりました。そして案の定ダメだったという感じです。
速く走ろうとしてアクセルを握れば握るほどフロントは逃げて大回りになり、それを恐れて今度はアクセルを握れなくなってしまう。メリハリがないから荷重移動が減って余計曲がらなくなるし、ジャンプの姿勢も不安定になる。アクセル操作のリズムが完全に崩壊していました。

走っていても全然気持ちよくなくて、もうRO1.0のクラスに出るのはやめようかなと考えたりもしました。

少し時間がたって振り返りもして、まだ改善するネタもありそうなので、もう少し試してみようかなとは思っています。具体的には、ウエイトをもっと積んでみる、ブレーキを使って積極的な前荷重を作る、フロントウイングを付けるなどです。

次回のラウンドレース参加は9月になるかと思いますので、それまでに色々試してみます。

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