2024年5月29日、つくばラジコンパークのスピードグランプリコース(オンロードコース)でTT-02を走らせました。
今回の課題
次の週末にラウンドスピードレースが開催されるのを知って、「出てみようかな?」と思いついたのがきっかけです。手持ちのオンロード車はTT-02だけですが、レギュレーション的にはモーターとタイヤを買えばツーリングルーキークラスに出られそうです。とは言えスピードコースを走るのは約一年ぶりです。以前走らせたときはぶつけないように走るだけで精いっぱいでしたので、レースなどとても無理な状態でした。
最近のバギーでの練習や良いプロポ、サーボへの変更により、スピードコースをどれだけ走れるようになるか確認し、もし何とかなりそうだったらレースにエントリーしてみようと思います。
・1年ぶりのスピードコース
・初めてのコースレイアウト
・初めてのモーター
・初めてのタイヤ
・4PMとSAVOXサーボを搭載して初めての走行
初めて尽くしの状態で、まずはまともに走れるかの確認です。そしてタイム目標ですが、参加予定クラスのリザルトを見ると13秒台から15秒台前半のラップタイムのようでした。14秒台中盤は出したいところですが、何せ初めて尽くしですので、この日の目標は「15秒台に入る」としました。
走行
走行①(15時)
ベストタイム17秒52
走行②(16時)
ピニオンギア22T→25T
ベストタイム16秒22
走行③(16時半)
ベストタイム16秒24
走行④(18時)
ウエイト20g乗せ
ベストタイム16秒36
走行⑤(18時半)
ウエイト外し
ベストタイム16秒22
走行⓺(19時)
バッテリー4100mAhのもの(レースでは使用不可)
ベストタイム16秒03
走行⑦
ベストタイム16秒19
まとめ
ベストラップ 16秒19(レース仕様にて)
久しぶりのスピードコース走行でしたが、とても空いていたこととモーターが想像以上に遅かったことで、思ったより適応できた気がします。
また、性能の良いプロポとサーボを付ければ苦労していた操作性も改善するのではないかということに関して、やはり激変しました。というか、普通に操作できるようになりました。普通に行きたいラインを選べるし、早い人にラインを譲ることも出来るし、ちょっと直進性が悪くても普通に修正できます。「サーキットを走るなら良いものを使ったほうが良い」、「安いメカだと上達の妨げになる可能性がある」というのは本当でした。以前の状態だと走るのが怖かったし、ぶつけて壊しまくって嫌になっていた部分もありました。そのままやめていても不思議じゃなかったです。広場で走らせるだけならエントリー用のメカ類も良いでしょうし、お試し程度ならコースも走れますが、ちゃんとタイムを意識してコースを走るならミドルクラス以上のものを用意することは必須と言えるでしょう。
モーターに関しては高ターン(トルク型)なので、もっとピニオンギアを大きくすればスピードを上げられるでしょう。
今回はスパー64T×ピニオン22T(ギヤ比7.56:1)から始め、直ぐにピニオンを25T(ギヤ比6.66:1)に変えて走りました。次回は29Tを調達してギア比5.74:1で走りたいと思います。YouTubeで見てみたら、魔改造してギア比を4:1で走らせている方もいるようですので、まだまだピニオンを大きくする余地があるということでしょうかね。
タイヤはグリップが良くてほとんどスライドはしませんが、逆にハイサイドに注意が必要でした。ハンドリングに関しては以前はクイック過ぎて対応できませんでしたが、メカ類の性能UPと私自身の経験が増えたこと、そしてモーターが遅いことにより、対応できている感じです。ピニオンを変えてスピードが上がったら、色々と課題が出てくるかもしれません。
グリップが強くて時々インリフトして駆動が逃げている感じがあるので、デフオイルを入れれるタイプに変更して硬めのデフオイルを入れたいところです。また、ダンパーももう少し減衰を強めたほうが良いのかもしれません。
練習後半には自己ベスト付近でコンスタントにラップできるようになって来て、バッテリーの違いなどもはっきり表れるようになりました。バギーコースのようにジャンプで転んだりしない分、そして性能ギリギリで走っている分、セッティングの違いがタイムに表れて面白いかもしれないと思いました。
次回は、ヘタってネジ穴がダメになっている部分が多々あるメインシャーシを更新する予定です。ついでにハードタイプにしてみたので、走りも変わるかと思います。また、アルミモーターマウントと29Tピニオンも購入したので、どのくらいスピードが上がるか、どのくらいタイムを上げられるか楽しみです。