2024年11月29日(金)、千葉県のGBサーキットにて、7.5ターンモーターを付けたSO2.0を初めて走らせました。
今回のテーマ
これまで一番速いモーターはMO1.0につけている13.5ターンのモーターでしたが、シングルターンモーターというのはどのくらい凄いのか、ネタとして使ってみたいと思っていました。
つくパーオフロード祭まではRO1.0に集中していたのですが、終わっていよいよ我慢できなくなり、初コースであるGBサーキットでいきなり7.5ターンモーターデビューという無謀なチャレンジとなります。
うまく扱えるのか、ぶっ壊してしまうのか…
走行内容
走行①(13:15)
22.50
22.52
22.90
トータル14周
走行②(14:57)
24.03
計測器外れ等あってタイムがあまり取れていないが、ほとんどまともに1周回れていない
走行③(14:07)
リアのスプリングをDOT4からDO3に変更(ソフト方向)
21.28
20.86 ☆
21.68
サスの動きは良い方向で、バンプの部分は走りやすくなった。
ジャンプで前後左右に姿勢がぶれてしまい転倒が非常に多い。底を打って跳ねていることもあったかもしれない。
走行④(14:43)
20.95
トータル4周
走行⑤(15:17)
17.5ターンモーターに戻す(ピニオン28T)
20.49 ☆
20.55
トータル13周
速すぎないので何とか走れる。
4連ジャンプは真ん中で2回に分けて飛んだ。途中の3連は速度を乗せていないと3個目の頂点に腹を打つ。
走行⓺(15:48)
20.31 ☆☆
20.43
トータル12周
走行⑦(16:20)
20.80
20.93
トータル12周
走行⑧(16:39)
22.63
トータル11周
転倒に次ぐ転倒でまともにタイム残せず
まとめ
ベストタイム 20秒31
7.5ターンモーターはエキサイティングな加速でした。速く走れそうな期待感はありましたが、SO2.0の足回りが硬いのか、スピードが高いことにより跳ねたり引っかかったりということが発生し、やや難しかったです。
また、何よりジャンプの姿勢が安定しないことから転倒を繰り返すことになりました。パワーがあるため速度コントロールが難しく、飛びすぎたり短すぎたりでの転倒や、速度調節のために進入で減速気味になって尻上がりの姿勢で前転してしまうことなどあり、難しかったです。
リアのスプリングを一段柔らかいものにすることで、バンプでの跳ねはかなり落ち着いたように感じましたし、実際走りやすくなったと思います。しかしジャンプでの問題はあまり変わりませんでした。
結局7.5ターンモーターではまともに1周を回り切ることが難しく、17.5のストック仕様に戻すことで、なんとかコントロール下に置くことができました。
ジャンプに関しては飛距離やピッチングの姿勢変化だけでなく、ロール方向にも傾くことがあって、安定性を欠いていました。スローで映像を見てみると、まっすぐに入っているように見えても、空中でロールしてしまう様子が見られます。一方でロールしないこともあるので原因が良くわかりません。ピッチング方向に関してはやはり尻上がりになる傾向が強く、スロットルを入れる間もなく前転してしまうことも多々ありました。
これに関してはスローで見てみると、ジャンプ台のランプ部ですでにリアが底付きして跳ね返ってしまっている可能性もあると感じました。同様に、飛びすぎて平らな部分に着地した時にリアが弾かれるのも底付きが原因のように見受けられます。バンプでの弾かれ具合を見ると、減衰が強いのかもと思いましたが、着地だけ見ると減衰が足りないようにも見えます。またはバネを弱くしたのが良くないのでしょうか。
方向性としては、減衰を下げてバネを硬くするか、バネはそのままで減衰を上げるか…とりあえず手持ちのオイルで少し硬い方向に振ってみようかなと思います。13mmビッグボアダンパーの良さがわかりません。MO1.0のダンパーを付けてどうなるかを見てみるのも良いかもしれません。
現状はイマイチで、気持ちよく走れているMO1.0とは対極の状態になっています。