2024年12月8日(日)、トミンモーターランドで開催されたJAGE杯第4戦に参加しました。
今回の目標
今年の目標である、「公式戦C1入賞」を達成する最後のチャンスになります。
シーズン後半にかけて結果が上がるどころか下降しており、何かしら光明を感じられるきっかけがあればと思います。
前日練習で酷く転んで右ひざ周辺を複数個所打撲しましたが、とりあえず痛みはある程度引いてきました。膝をついたりするとかなり痛いですが、歩いたり座ったりという普通の動作ならほとんど痛みもなく、バイクの走行も問題なさそうなので、予定通り出場することにしました。
今回のコース
先月の第3戦はかなり小回りの多いコースだったので、今回はすこし緩めのコースになるのではないかと予想していましたが、案の定スラローム要素が多めのコースでした。回転が2カ所だけですので、回転苦手な私にとってはいくらか希望が持てるコースです。
一方で前日の転倒もありますし、季節柄タイヤも冷えやすいということで、スピードが乗る切り返しなどには一抹の不安感も憶えます。
第1ヒート
タイヤを冷やさないようにウォームアップコースを2~3周するくらいでスタート前8の字に並べるようなタイミングを狙ったのですが、自分の15人前がスタートしたくらいに動き出すつもりがちょっと遅れ、大失敗。思ったより進行も早く、ウォームアップを全く走れず、8の字も落ち着いて走れず、フィーリングが掴めているかどうかも良くわからないままにスタート位置へ。ボケっとしていたわけではないのですが、スタートの反応もちょっと遅れてしまいました。
走行内容自体は意外にもまずまずだったと思います。しかし、コース中盤、右に行くところを左から入りそうになり、タイムロスしました。
第1ヒートタイム 1分36秒650
いろいろミスした割にはまあまあのタイムだと思いました。順位は45台中たぶん22~24位くらいだったと思います。同じC1クラスではトップが1分32秒前半ということでした。
第2ヒート
1ヒート終了時点で入賞圏内は32秒台が必須の状況。2ヒート目にはさらにタイムを伸ばしてくる人がいると考えると、それでも入賞は厳しい感じでした。ともかく最低でも4秒縮めないとお話にならないということになります。ミスがあったとはいえ、その部分で取り返せるのはせいぜい1~2秒だと思われるので、走りもしっかり改善しないといけません。
午後は気温も上がっているのでそこまでタイヤの冷えを気にする必要もないだろうということで、早目にウォーミングアップコースへ行ってしっかり走りました。しかしウォーミングアップコースでペースを上げていくと前日の転倒が頭をよぎり、不安感でブレーキが強く突っ込めなくなっていました。シーズン最後の走行、「順位も大事だけど転倒や怪我で終わるのはもっといやだな」とか、前日の傷の痛みもあり、「もしまた転んだら相当痛いだろうな…」「フレームの破損もとどめを刺してしまうかも」などということが頭をよぎりました。
第2ヒートタイム 1分35秒360
入賞ラインは厳しいと思いましたが、せめて1分33秒は出したいという気持ちだったので、わずか1秒程度の短縮に終わり、かなりガッカリしました。
まとめ
結果 C1クラス 24位/45名 総合58位/139名
トップタイム比 108.92%
順位は今年で一番悪く、記録も悪い方から二番目でした。
前日の転倒の事を考えれば出られただけでも良かったという風にも見えるかもしれませんが、自分としては車体や肉体的にはほぼ影響は無く、メンタル面の影響だけが残ってしまったと感じており、かなり悔しいです。
この1年、自分なりに頑張って取り組みましたが、その集大成は結果も記録も全く進歩できなかったという結果に終わりました。そればかりか無理してタイムを求めることで徐々に危険な転倒も増えているような気もしています。
残念な結果ですが、これもやったことの一つの成果です。
今年はシーズン前にサスの仕様変更を行いました。5月くらいまででセッティングも大きな問題なく走れるところまで落ち着いたので、後は走りのレベルアップで入賞を目指そうとしていました。もう一歩で入賞というところまでは行っていたのですが、そこから先に進むあと一歩を走りで詰めることができませんでした。自分の限界を超えなくてはとトライしていった結果、転倒が増えて来ました。ブレーキを遅らせるんだ、アクセルを多く開けるんだ、もっとバンクさせるんだとムキになって、いつしか操作が荒くなっていました。大会での記録も上がるどころか落ちてきました。「このままやってもダメだ。危ない」とわからせられたのが今回の成果かなと思います。
現状でのC1入賞への挑戦は未達成だったという結果をもって、一旦区切りたいと思います。今はかなりネガティブな心境になっているので、しばらく休んでから、今後の取り組み方を考えます。