ジムカーナ

【ジムカーナ】大会#18 1ヒート目トップ!! 【事務茶屋杯第2戦6/16】

2024年6月16日、関東事務茶屋杯第2戦に参加しました。梅雨時期で雨も心配しましたが、曇りのドライ路面で走行することができました。

課題・目標

第1戦では6位入賞を果たしました。表彰台を目指したいところではありますが、C1クラスは層が厚いので、ともかく少しでも上位で入賞することが目標です。

しかしながら、前週の長野練でオーバーヒートが頻発したことから、水温の管理が非常に気になる状況になりました。具体的には、水温が極力上がらないようにウォーミングアップ走行を最小限にすることと、スタートまでの待機時間が出来るだけ少なくなるようにタイミングを見計らう必要があるということです。

長野練の時と違ってタイヤウォーマーを使えるので(長野練は持っていけなかったため)その点は良いのですが、私は自分自身の運転フィーリングのウォームアップもかなり長めにやらないといけないタイプなので、その点がちょっと苦しいところです。

コース

コースレイアウトはナント第1戦とほぼ同じでした。私は経験が少ないのでわかりませんが、こういうこともあるものなんでしょうか。

とはいえパイロンの細かい配置まで同じというわけではないので、同じコースというよりはルートが同じという程度ですね。憶えやすくて良かったです。そしてコース後半の通過セクションが第1戦とは異なる点となります。

これは図を見ると正直意味が分からず、凄いセクションが現れたかな?と思ったのですが、結局説明を聞いてみたら、「向かい合ったフリーターンが一組あるだけ」という感じで、特にややこしいことはありませんでした。ただ、図がややこしかったからかわかりませんが、この部分でのミスコースは結構見受けられました。

第1ヒート

C1前休憩が10分あったので、休憩に入って少ししてからウォーミングアップを走り始めました。

今回は前日練習はしませんでしたが、1週間前に長野練を走ったおかげか、意外とすんなりフィーリングが掴めて気持ちよく走り始めました。少しして水温が上がってきまして、思ったより始まるのが遅かったので、一回パドックに戻って霧吹きでエンジン回りに水を掛けました。

冷却水も水道水にしていてだいぶ冷却は良くなりましたが、それでも一回水温が上がってしまうとなかなか下がらなくなるので、かなり気を使いました。

スタート前8の字に誘導され、回転のフィーリングを確認。まずまずですが、それよりも水温が気になります。スタート1台前では待機場所に並んで待ちますが、早くスタートさせてくれと祈るような気持ちでした。

何とか水温が上がり切る前にスタートすることができました。

走行内容としては、ちょっと一部突っ込み過ぎてしまったところや、やはり回転が甘いなと思った部分もありましたが、これまでの1ヒート目の出来からいうと上手く走れた方だと思います。やはり一度走ったレイアウトだったというのはプラスの影響はあった気がします。

タイムは1分41秒741

ゴールしたところでDJが「速いタイムだ!」と言っているのが聞こえたので、「おっ!やった!!」と嬉しくなりました。そしてなんとそのまま更新されず、1ヒート目をトップで折り返すことになりました!

第2ヒート

第1ヒートの調子が良いと、第2ヒートの気持ちの持ち方が難しい…なんて思ったりもしました。守るか攻めるか?みたいなことです。でも1ヒート目が悪かった時はそれはそれで難しいのでどっちもどっちですね。転倒覚悟で思いっきり攻めるのか、少しリスクを抑えながらもちょっとだけでもタイム短縮を目指すのか…どっちで行こうかな?なんてことを前までは考えたりもしていました。

でも最近違うなと思うようになりました。守るか攻めるか?じゃないんです。転倒や足つきするかもしれないくらい攻めて、でもしないで走り切る。それしかないんです。それができるのがジムカーナの実力で、できないならもっと練習するしかないだけの事です。

ちょっとでも守りに入ったような走りをすれば、残酷なほどに順位が下がります。1ヒート目のタイムなんて気休めでしかないのです。みんな必ずタイムを上げてきます。2ヒート目に全力でタイム短縮を目指さなかったら勝負にならないと、C1クラスに出るようになって身に染みました。

というわけで、2ヒート目も攻め100%の気合です。1ヒート目の走りが結構良かったと感じていたので、タイム短縮できないかもしれないという不安もちょっと持っていました。

出走タイミングは1ヒート目と同様に水温が上がらないようにタイミングを見ていたのですが、C1前休憩は入らないということでC2が終わる少し前に走り始めたのに、急遽C1前休憩が入ってしまい焦りました。慌ててピットに戻ってエンジンに水を掛けて扇風機をあて、一方でタイヤにはウォーマーを掛けるというドタバタ。そのうえ今度は休憩明けのタイミングが分からず、ギリギリになってしまってウォーミングアップコースを1周しかしないでスタート前8の字に並ぶことになってしまいました。

ちょっと心が乱れかけましたが、8の字で回転をしてみると割といい感じだったので気持ちが乗ってきました。1ヒート目より水温はあまり不安なくスタート出来ました。走行内容としてはやれるだけのことはやれたという感じでした。フリーターンでは足を着きましたが、そこまで攻めれたということでもあるし、タイムロスもなかったと思います。

タイムは1分40秒319

1ヒート目から約1.4秒短縮することができましたし、走行内容も納得で、思わずガッツポーズが出ました。ゴールではいつもうなだれてばかりだったので、やっとガッツポーズが出せる走りができて嬉しかったです。

結果・感想

結果 C1クラス 2位(19人中)

105.69% 総合13位(119人中)

正直、「優勝だ!」と思っていたのですが、最後の方で抜かれてしまいました。トップとの差は約0.5秒。これはちょっとで詰まる差ではないので、惜しくはなかったです。

2~4月の間練習しすぎて煮詰まってしまったので、それ以降ジムカーナの頻度を落としていました。やってもやっても進歩しない感じにモチベーションが下がったことも理由ではあったのですが、練習しなければ進歩しないし、進歩しなければ結果が出ないし、結果が出なければなかなか気分も上がらないということで難しいものです。

ただ、頻度は下げつつも大会や前日練習をしている中で、気づきもありました。前にも書きましたが、5月の長野練では回転での目線の送り方について自分なりのコツみたいなものを見つけて、今回もそれは大いに役立ちました。

そして、6月の長野ではオーバーヒートの不安がある中で6本パイロンのタイムを短縮できました。この時に確信したのがオーバーヒートしていなくても水温が高めだと結構パワーが落ちているようだということです。ベストタイムを出した次の周、水温が一目盛り上がったところで走行内容はほとんど同じだったのにタイムが0.8秒落ちたので、きっとそうなんだろうと思ったのです。ちなみにその後すぐオーバーヒートしました。ですからこれまでも実はウォーミングアップで走り過ぎてパワーが落ちていたことがあったのかもしれないですね。今回は水温に気をつかったので、その点も条件が良かったのかもしれません。

後はとにかく大会に出続けているので、なんやかんやで1ヒート目からそれなりに走れるようになってきたということもある気がします。C1に上がってからもがいてきた部分がやっと実を結び始めたということだったらいいなと思います。現金なもので、結果が出ると次の大会が待ち遠しくなりますね。

しかし残念ながら、水温の上がり方がどう考えてもおかしいのでバイク屋さんにお願いすることにしました。去年大会に参加し始めてからずっと連続で出ていましたが、シーズン半ばながらちょっと一休み。復活は8月中旬かな?と思います。エンジンオーバーホールも合わせてやってもらうことにしたので、パワーアップして復活できることを期待しています。

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