ジムカーナ

【ジムカーナ】#40 エンジンオーバーホール【ウミガメ練習会9/7】

2024年9月7日、ウミガメ練習会つくばに参加しました。34℃、2カ月半ぶりの関東の練習会は暑かったです。

今回のテーマ

390DUKEでの走行は6月の事務茶屋杯以来となります。オーバーヒートが頻発したため、修理を兼ねたエンジンオーバーホールに出していました。上回り(ピストン、バルブ)、ウォータポンプインペラなどが新品になり、500km公道で慣らしを経て、新生390DUKEでのジムカーナです。諸々24万円ほどでした。

オーバーホール期間中は、少しでもジムカーナの感覚を維持しようという意味も込めてトリッカーで2回長野練に参加しましたが、やはり久しぶり感がありました。

また、翌週はダンロップ杯にエントリーしているので、同じつくばのコースでの事前練習ということになります。午前中はフロントに古いQ5、リアにQ5Aで走行し、午後は大会用にフロント新品Q5、リアに1レース使用のQ5を履いてフィーリング確認をします。

今回のコース

ダンロップ杯でありがちな感じというか、見たことののあるようなセクションが組み合わされた、中~高速コースです。一周は2分前後で、2速に2回入れたほか、一瞬レブリミッターに当たるところが数カ所ありました。ダンロップ杯の練習にはぴったりだと思いました。

通過セクションに関してはちょっと見た限りでも色々な通り方をしていて、どれが最速かはちゃんとタイム比較しないとわからない感じがしました。久しぶりの走行の上に走れる回数が少なく、まずは走りを安定させることが第一だったので、私は左側の方法でほぼ統一しました。進入が全力で入れることと、出口もまずまず出やすいこと。距離も短いように感じました。右は速い人がやっていた一例です。

走行

走行①
L1 2分6秒047
L2 2分3秒780

走行②
L3 2分7秒877(ミスコース)
L4 2分4秒952(ミスコース)
L5 2分2秒620

走行③
L6 2分2秒945
L7 2分0秒270
L8 1分59秒776(足つき等)

フリーラン
L9 2分0秒674
L10 1分58秒977
L11 (パイロン接触、中断)
L12 (パイロン接触、中断)
L13 1分59秒472

走行④
タイヤ交換 フロント Q5中古→Q5新品
リア Q5A中古→Q5(1レース使用)
L14 1分58秒406
L15 1分58秒199
L16 計測エラー

走行⑤
L17 1分57秒821
L18 転倒
L19 1分58秒066
L20 1分57秒943

まとめ

トップタイム比104.607%

久しぶりの105%切りです!嬉しい!!

エンジンに関しては、気持ちの問題かもしれませんがトルクバンドに入った時のパワー感がしっかり感じられて加速が気持ちよかったです。

また、34℃かそれ以上の気温だったと思われますが、オーバーヒートせずに走ることができました。ただ、昼のフリーランで4周目になると水温系の目盛りが上限まで行って、パワーもちょっと落ちたような…気がしました。やはりオーバーヒートするかどうかだけでなく、水温が上がり切らないことも大事なように思います。

暑かったとはいえ、風が良く当たるコースレイアウトであったり1セットの周回数が少なかったりという有利な条件もありましたので、引き続き水温は上げないように気を付けていたほうが良いと思いました。

走行内容に関しては、結構イケイケで乗れていました。ちょっと滑ったりハンドルが切れ込んだりしましたが、あまり気にせず勢いで走れていました。足つきも何回かしましたが、自分的には割とギリギリを攻めることができていたと思います。

回転はちょっとリーンアウト気味にしながら結構小回り出来ていたと思いますが、うまく荷重を掛けてスピードに乗れるときとそうでないときがまだまだあります。進入での速度の残し具合、頭や体を回していくタイミングなど、もっと精度よくすることにもう少し伸びしろがあるように感じました。
前回の長野練でハタマチ氏のトリッカーを試乗させてもらった感覚が結構衝撃的だったのですが、あのおかげで回転でのフルバンクに対する恐怖感が減ったように思います。自分の感覚ではふらつく領域なのに、なぜかバランスが取れてしまう不思議な経験のおかげで、自分の中の限界を突破するきっかけになったような気がしています。あのバイクでもっと練習したいですね。

次週のダンロップ杯に向けては良い練習になりました。ただ、練習の最終セッションでのイメージを再現しようとすると、路面状態が変わっているので、「なんでできないんだ」「こんなはずじゃない」となってハマるパターンになってしまいます。しっかり路面と相談しながら、でも攻める走りを…というのが難しいんですけどね。

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