ジムカーナ

【ジムカーナ】大会#22 渾身の走りを決めるが… 【長野練9月22日】

2024年9月22日(日)、今年6回目の長野練になります。
今回も強豪が多数参加し、かなり厳しい戦いになりそうです。雨の予報に振り回されましたが、時間をずらして午後からのタイムアタックとなり、ドライで走行することができました。

今回の課題

前回はトリッカーでドライの走行に苦戦しました。今回は390DUKEが復活し、ポイントをしっかりと稼ぎたいところです。

今回のコース

前日のコースほどはコテコテじゃなかったので救われました。ポイントは何と言っても後半にある「1列5カ所通過セクション」ですね。パイロンの間隔は1.8mということで、直線スラロームのように連続で行くのは無理です。また、一つ飛ばしでのスラロームもギリギリという感じでした。

1ヒート目は下図左のルート(⑤③①④②)で行きましたが、切り返しがぎりぎりでパイロンに接触してしまいました。また、上手くいっても速度が落ちるし切り返しが多いのであまり速くないかもしれないということで、2ヒート目は下図中央のルート(①④②⑤③)で走りました。左に回り続けるルートで、④→②と⑤→③はきついですが、切り返しもなく距離もそれほど長くならないし、左のルートより失敗するリスクが低いかと思います。
参考までに、下図右はグロムの人が走っていた一例で、このルート良いなと思ったのですが、12インチタイヤの車両じゃないと折り返しでのロスが大きいかなと思い、やめました。

走行

午前中はWET路面で6本パイロンと角助GPを走りました。
ウォーマーを使えないことでタイヤへの不安感が強く、グリップはもう少し使えるはずなのですが、なかなかバイクをバンクさせられず、ピリッとしない走りでした。

6本パイロン
60秒859
61秒113
59秒820
60秒510

角助GP
40秒769
41秒750
39秒268

ちなみに休まずに練習していたところ、またオーバーヒートしてしまいました。今回は気温が下がったので大丈夫かもしれないと、クーラントを入れていたのですがダメでした。水温の上りが早いというよりは、上がり切った後に熱がこもって下がりにくいという感じがします。やはり早目にファンを回して、水温が上がり切らないように管理したいです。

午後は水道水にして走行し、とりあえずオーバーヒートはしませんでしたが、やはりもう少し対策はしたほうが良いと思いました。

午後タイムアタック

記録1回目 57秒454(パイロン2、足つき1)

記録2回目 55秒639(パイロン1)

練習
L3 56秒269
L4 55秒276
L5 転倒
L6 56秒207
L7 54秒889(足つき1)

まとめ

結果 7位 104.431%(生タイムで)

現場ではノーペナだったのですが、動画を見たらパイロン接触してましたね。どちらにしても7位は変わらずなのでややこしい事にはならなくて良かったです。

前日も当日もどうもピリッとしない走りでモヤモヤしていたのですが、2ヒート目のウォーミングアップでやっと良いフィーリングが感じられて来ました。今の実力では攻め切らなければ入賞は無いので、リスクを取った全力アタック、一応やり切れました。それでも生タイムで約0.5秒入賞に届かず。

自分的には気迫みなぎる渾身の走りができた気がしていたのですが、外からの映像を見ると迫力があまり感じられないですね。「速そうに見えないのにタイムが出てる」というようなことを時々言われます。良いようにも取れますが、もっと攻める余地があるということなのかもなとも思います。本人は凄い迫力で走ってる気分なんですけどね~w

全体的な走りもそうですが、課題はやはり小旋回です。ただ今回、2ヒート目以降の走行でちょっと自分の中で8の字のライン取りと回転時の姿勢について、もう一歩進めそうな感覚が得られました。

8の字については、「大きく入って小さく出る」ライン取りが、今までバランスを崩してしまう領域でもバランスが取れるようになり、「出口でリアタイヤがパイロンに最も近づく」ラインがしっかりと取れました。また、回転でも、「足を着きそうなバランスの崩れ」に対してリーンアウトで対処することで、足を着かずさらに旋回半径も小さく出来ました。これはまだ、タイヤや路面などの状況によって出来たりできなかったりするレベルかと思いますので、練習して常に引き出せるようにすればもう一歩結果を引き上げられるのではないかと期待しています。

C1に上がってからはなかなか進歩が感じられずもどかしいのですが、少しずつ身に付いている感じはするので、なんとかもうひと伸びして結果に繋げたいです。

今回はペナルティ賞3位ということでお菓子、参加賞でジャガイモを頂きました。

-ジムカーナ