ジムカーナ レビュー

【ジムカーナ】#42 Q5リア US製と国産を比較したらとんでもない結果に 【JAGE練10/12】

2024年10月12日(土)、トミンサーキットでのJAGE練習会に参加しました。

今回やること

・翌日行われるジムカーナJAPAN大会に向けての慣熟

・国内生産のQ5を初めて使用するので、フィーリング確認
この国産Q5に関し、メーカーはUS生産品と同じものだというスタンスですが、外見も形状も全く違っており、同じように使用できるか不安に思っていました。

国産Q5について

交換時、ビードが上がらず苦労しました。
ビードは大体は2キロ前後で上がってくれるのですが、3.5キロ、4キロと上げて上がらず、一度抜いて馴染ませたり、滑りやすくしたり工夫したのですがやはり上がらず。怖かったのですがさらに4.5キロまで上げるも、びくともせず。
とりあえずそのまま放置したら2~3時間後に片側だけ上がりました。しかし、もう片方は朝まで置いても上がりませんでした。最後は5キロまで上げて10分くらい放置したらやっと上がりました。
ビードが上がらなかったことはUS製のQ5でもあったような気もしますし、ホイール形状によるところもあると思うので、「国産だから」ということではないかもしれませんが、毎回こうなるとしたらちょっと心臓に悪いです。

・形状
幅:US製(左)約13cm、国産(右)約15cm

サイドウォール高さ:US製(左)約1cm、国産(右)約3cm

溝の幅:US製(左)約5.5mm、国産(右)約6.5mm

パターンが似ているだけの別のタイヤと言ってよいのではないでしょうか。

走行

タイムアタックコースの走行はゼッケンで奇数偶数が30分ごとに交代するクラス分けとなっていました。

走行①(9:30~)
フロント Q5(US)3部山
リア Q5(US)8部山
L1 49秒019
L2 46秒122
L3 45秒986

走行②(10:30~)
L4 パイロン倒し走行中止
L5 45秒796 ☆
L6 46秒202

走行③(11:30~)
リアタイヤ Q5(US)8部山 から Q5(国産)新品に変更
L7 45秒696
L8 46秒433
L9 45秒365 ☆
L10 45秒631

走行④(13:00~)
タイヤウォーマーを使用して本番モードアタック
L11 45秒506
L12 45秒841
L13 45秒454
L14 45秒689

走行⑤(14:00~)
フロントタイヤを本番用に変更
(Q5(US)3部山 → Q5(8部山))
L15 45秒340 ☆
L16 (カメラエラーのため不明)

走行⓺(15:00~)
リアタイヤをUS製に戻す
L17 44秒759
L18 44秒400 ☆
L19 44秒559

まとめ

・リアタイヤ比較結果
国産Q5 45秒340
US製Q5 44秒400

・感想
US製のほうが切り返しやフルバンクまでの倒しこみが速い。また、フルバンクでのグリップ感(剛性感?)が良い。
国産Q5は、タイム差もフィーリングもQ5Aと似ている。

・今後どうするか
セッティングを変えれば国産を活かせるか試す。
フルバンクでの剛性感が低く、荷重を掛けられないように感じるが、空気圧を上げることで改善するかもしれない。
もっさりした倒しこみに関しては、150幅から140幅に1サイズ下げることで改善できるかも?
外径は比較していないがどうなのか。それによってはリアサスの調整も必要かもしれない。
とりあえず今シーズン中は手元のQ5を本番用として温存しつつ、練習で国産に合うセッティングを探る感じ。

US製が手に入ればそれで済む話なのにと思ってしまう…

-ジムカーナ, レビュー