ジムカーナ

【ジムカーナ】大会#24 冷えコル危険! 【長野練10/20】

2024年10月20日、今年最後の長野モトジムカーナ練習会に参加しました。明け方まで雨が降り、最高気温でも13℃という寒いコンディションでした。

今回の目標

今年は年間ランキング3位以内を目指してフル参加しましたが、他の参加者のレベルも上がり、もはや優勝しても3位以内は難しい状況でした。計算する気も起きなかったので可能性があったのかもわかりません。

目標達成はほぼ不可能なので不参加も考えたのですが、せっかくここまで出たし、今年の最終回を参加者の方々と一緒に過ごし、最後の戦いを見届けようという気持ちで参加しました。

というわけで今回の目標は皆勤賞です。

今回のコース

今回のコースは前半にかなり複雑なエリアがあり一見憶えるのが大変そうですが、オーバルや8の字などの要素に分解すると意外と憶えやすく、全体的にもミスコースは少なかったように見えました。
かなりきついコースに見えますが、走ってみるとそれほどでもなかったです。

タイムアタック

1回目 転倒 1分32秒917 ペナルティ1

午前中に行われた1回目のアタックはまだ路面が乾ききっておらず、気温もかなり低い状況でした。2回目が昼休憩後ということになったので2回目の勝負になると思われました。しかし2回目に繋げるためにもしっかり走るつもりだったのですが、転倒となってしまいました。大会で転倒したのは初めてだったような気がします。

原因はタイヤの冷えでした。ウォーマーでタイヤを温めましたが、私自身が前日に走行しなかったことから少し体をほぐしたいという気持ちで長めにウォーミングアップをしました。この気温だとジムカーナの速度域ではいくら走ってもタイヤは冷える一方で、走行後に触ってみたら本当に冷たかったです。

去年も今年も冬に結構練習会で走りましたが、タイヤが冷えて滑るという経験はほぼしていなかったので、意外といけると思っていました。しかし、ピレリスーパーコルサという温度依存性が割と高いタイヤで低温と長すぎるウォーミングアップという条件はさすがに厳しかったようです。良い経験になりました。

2回目 60秒890 ペナルティ2

60秒を切るつもりでのぞんだのでガッカリしましたが、後から振り返ってみるとそれほど悪いタイムではなかったです。ただ、フライングとパイロン接触で2秒加算となりました。

練習走行
L3 61秒312(反応時間0.004)
L4 61秒269(反応時間0.125)
L5 61秒095(反応時間0.194)
L6 転倒
L7 60秒690(反応時間0.010)

結果と1年の感想

ペナルティが1秒しか計上されておらず、実際は9位でしたが記録上は6位ということになりました(申告しましたが、公式記録優先という判断でした)。

2回目の走行ではフライングに加えて前半でパイロン接触があったので、途中からはヤケクソでした。そのおかげか、私にしては結構鋭い回転が決まっているように見えます。本番の大会でこのレベルの回転が出来れば入賞も行けるんじゃないかと思います。練習で自信を付けて行けばいずれ実現できるでしょう。

年間ランキングは6位でした。

関東のコースだと回転以外のエリアでそれなりに挽回出来て、そこそこのタイムが出てしまうところですが、決して広くないスペースを有効活用して行われている長野練は、私の回転が遅いという事実をこれでもかと突きつけてきました。わかってはいましたが、ハンドルフルロックさらにバンク角を深めなくてはいけないのはかなり怖い練習で、やりたくなかったです。ハンドルでバランス取れないし、アクセル開けすぎたらフロント滑るし、足りないと内側にコケるし。でも、そこを何とかしなければ結果は望めないのが長野練。

おかげで回転の遅さに向き合わざるを得なくなり、「回転を速くするにはどうしたらいいか」ばかり考えていました。今年前半にはちょっと行き詰った感があったのですが、長野練に来るたびに「目線」や「身体の位置」や「アクセルのタイミング」などなどに発見がありました。まだ結果にはつながっていませんが、公式戦の走行内容も良くなっているように感じています。

関東で練習するのに比べて交通費や宿泊費がかさみますし、準備や移動も考えると毎月行くのは地味にしんどかったですが、とても良い修行になりました。また、こじんまりとした練習会なので交流もしやすく、色々な情報や知識や楽しいお話などもできて、その価値も大きかったです。さらに動画や写真を撮ってもらえて、野菜などももらえたりする、こんなサービス満点の練習会はなかなかないですね。

事務局の皆様の熱意があってこその開催であり盛り上がりでもあると思います。今年一年ありがとうございました。

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