課題
今年5回目、8月以来の平日練です。
ギックリ腰をやってから1カ月弱、だいぶマシになってきました。
その間、大会2回と前日練習1回のみでしたが、全て110%を切れたし、フォーク突き出しの変更でかなり乗りやすくなったし、練習会でいよいよ106%の壁を突破できるのではないかという期待と気合で臨みました。
コース
高速区間は無いですが、緩いターン、狭いターン、切り返し等、バランス良く練習できる感じのコースです。
特に難しかったのは中盤のフリーセクションでした。
実際には写真のような配置で、奥のゲートが広く、手前がかなり狭めでした。同じゲートを往復してはいけないという縛りがあるので、大きく分けると以下の二通りになります。派生として、二つ目のゲートを出て戻るときに、そのまま回るか切り返すかというパターンもあります。
走ってみると右のゲートがコースウォークでのイメージより狭く感じたので、最初は青いラインのほうが速いような気がしました。しかし結局ほとんどの人が紫のラインに落ち着きました。私も2セッション目からは紫のラインに統一しました。出口が狭いのでフロントタイヤとパイロンが近く、ちょっとでも大回りになるとパイロンを踏んで転倒してしまうラインになりますが、それに関してはほぼ問題なく走れました。初出場のダンロップ杯で外側のパイロンにビビっていたころを思い出し、半年ほどでの成長を感じました。あの頃だったら奥まで入って向きを変えてから通ることになり、大きくタイムロスしていたことでしょう。
ただ、走り方を決めてからもなかなかきれいにまとめることはできず、パイロン接触や足つきもしてしまい、本番で出たらと考えるとまだ厳しです。こういった課題の練習がまだまだ必要だと感じました。
走行1
L1 1分35秒312
L2 1分33秒175
L3 ー(追いつき)
L4 1分32秒150
L5 1分32秒272
L6 1分32秒533
結構パイロン接触や足つきがありました。最初の2周の遅さはフリーセクションの通り方があやふやだったことが大きいように思います。「こう通ろう」という明確に決めらえれず、いくつかのパターンで迷ったまま大体のイメージで走ったため、出たなりで切り返しを入れたらきついラインになってしまったりという感じでした。
走行2
L7 ー(追い付き)
L8 ー(計測エラー)
L9 1分31秒070
L10 1分31秒676
もたもたしたり混んで来たり色々であまり走れませんでした。フリーセクションの走り方を統一したのと、回転が段々調子が出てきた感じです。
走行3
L11 ー(ミスコース)
L12 1分30秒291
L13 1分30秒359
L14 1分30秒053
L15 1分30秒127
L16 1分30秒976
L17 1分30秒051 ☆
午後イチの走行ですが、フリー走行時間からウォームアップで走り始めたので、たくさん走れました。30秒台前半を出せていたのは良いのですが、あと一歩で29秒台に入りませんでした。L13が最後の8の字でミスらなければ切れたかもしれません。
最後の8の字は狭いだけの普通の8の字なのですが、地味に難しくて他の周も結構ミスりました。
走行4
L17 転倒
L18 1分30秒483
L19 1分31秒019
L20 1分31秒619
L21 1分30秒687
「あとちょっとあとちょっと」と入れ込み過ぎ、突っ込み過ぎの転倒です。まだ路面が冷えてくるほどではなかったのですが、結局伸ばせずでした。
L19の後アドバイスを頂きました。
・コーナーは普通に速いので、繋ぎをスムーズにすればあと1秒弱は短縮できる
・アクセルワークを丁寧に。リアブレーキも活用
・気持ちが先行しすぎて入りのラインが小さくなっている
・ブレーキの開始、終了をワンテンポ遅らせて、もう少し奥から回り込むイメージで立ち上がりのラインを楽にする
L20は繋ぎのスムーズさを意識。アクセルのオンオフが多いと車体の姿勢変化が大きくかえってロスになるのかなということで、無理にアクセルを開けないとか、アクセルを全閉にせずにリアブレーキで速度コントロールするなどを意識しました。これは考え方としてはわかるのですが、直ぐにうまくやるのは難しかったです。
L21はブレーキを遅らせることを意識しました。
どちらも大なり小なりこれまでも意識していることでもあり、その結果が今の走行ラインやタイミングになっているので、改めてしっかり重視してやろうと思っても、直ぐにはなかなか変えられないです。自分のモノにしてタイムに繋げるには、しっかり「ここでこうする!」と頭で考えて反映するところから始めて、体がそれにうまくついてくるまで練習しないといけないですね。
まとめ
トップタイム比は107.05%でした。
これまで練習会の結果が106%で停滞していた中で、最近の大会での調子の良さから、「今度こそ105%台を出せるはず」と意気込んでいたので、ちょっとガッカリしました。課題だった回転も自分の中では転ぶ寸前まで攻めることができていたし、実際転びもしましたし…それでも届かないB以上のタイムというのはもはや人間業じゃないな…などど思いました。
しかし、そこまであと2秒弱でもあります。競技の世界では小さい差ではないですが、サーキットで2秒縮めるのと違って、ジムカーナはターンもたくさんあるし…もう一息という感じもしますので、もう少しもがいていきたいです。
そのためのネタとして、上記の走り方のアドバイスとともに、車体についてもアドバイスを頂きました。
・フロントサスが渋い(バネが硬すぎ?減衰強すぎ?おそらく両方)
・リアサスのバネは悪くないけど、減衰は強い
・ジムカーナはサーキットと違ってサスが速く沈んで速く戻ってくるほうが良い
確かに最近の課題である、「低速から入る回転が遅い」問題も、フロントサスが縮められないことがあると思います。一方で、スピードが乗ったところからのフルブレーキングはどうなるんだろうという不安もあります。フロントブレーキに対する姿勢変化もより大きくなるので、コントロールもより繊細さが必要になりますね。たぶん仕様変えたからすぐ速くなるということにはならないと思いますが、106%の壁を超えるための突破口の一つなのだろうと思います。
1年たったらフォークオーバーホールしたほうが良いということで、ついでに仕様を変えようかと思います。問題としては、OHに出すとまた2か月ほどかかると思われるし、その間もしSM450Rで練習したら、もうそっちで走ったほうが良くなったりして?という気もするし、今後どのバイクでやっていくかという方向性も含めて、早目に決めないといけないです。