久しぶりにTAMIYA TT-02を走らせました。
確認してみたら購入したのは2022年1月ころでした。
それからオンロードサーキットにデビューしてしばらく走りましたが、春以降しばらく通わなくなり、冬になって久しぶりに行ってみたらまもなくコースが閉鎖になるとのこと。走らせる場所がなくなってしまいました。
つくばラジコンパークで1~2回は走らせましたが、下手過ぎてぶつけて壊しそうだし他の人にも迷惑を掛けそうだったのと、バギーに集中したことで、すっかり走らせなくなっていました。
今回ほぼ1年ぶりとなりましたが、何も準備せずただ持って行っていきなりバッテリーを入れてで、無事普通に走ってくれてよかったです。
走らせた感想ですが、「サーボがこんなに遅かったのか」と衝撃を受けました。
当時はこれしか知らなかったのでこういうものだと思って走っていました。まっすぐ走らせるのが難しく、直線で右に左にヨタヨタしていたし、コーナーの走行ラインも微調整なんて全くできませんでしたので、よくイン側の仕切りにぶつかっていました。
「プロポやサーボは上位グレードにしたほうが良い」と何人かに言われましたが、ステアリングが機敏になってもこんな調子じゃまともに走らせられないから意味がないと思っていました。
そのうちバギーの方でミドルクラスのメカを使うようになりましたが、特段良いという実感もなく、自分には宝の持ち腐れだなと思いながらなんとなく使っていました。
しかし最近になってサーボを変えた時に驚くほどフィーリングが変わったことがありました。その時はやはり反応が機敏過ぎる気がして、かなりEXPを減らして鈍くして使っていました。やっと最近になって、というか今回のバギーの走行で、ついにEXPをゼロにして走れるようになりました。
そんな折、この車両を走らせてみたら本当にサーボが遅いし、それだけでなくプロポからの操作のタイムラグが大きいのを実感しました。この車で直線が上手く走れないことや走行ラインが選べないことの原因は、プロポとサーボの応答遅れにより、自分の操作が遅れて伝わっているせいだったんじゃないかと、やっと気づきました。
例えばちょっと方向を右に修正しようとしてステアリングを操作しても、実際にマシンが動くのが遅れるので、動くまでステアリングを切ってしまう。すると自分がやりたいより右に行きすぎるので、左に戻そうとする。またマシンが左に動くまで左に操作しているので、左に行きすぎて右に切る…ということの繰り返しになっているのです。
また、コーナーでもインを狙って切り出しても間に合わないので、動きを予想して早めに操作をしないとインに付けない。でも進入速度にばらつきがあるので、予想よりインに行きすぎたりアウトに行ったりする。でも応答が遅いから修正は間に合わない。だからラインが選べないと…
まぁまぁバギーコースを走れるようになってきたのに、TT-02は全然違う意味での難しさがありました。
公園みたいな広場で走らせるだけなら良いですが、コースを走るには確かに良いメカを使わないとダメですね。人に言われても自分で体験しないと納得できない性分のため遠回りしましたが、今後はメカ類も良いものを使っていこうと思います。
操作性は悪かったものの、それでも何とか走れたし意外と楽しかったので、TT-02も良いメカを積んだらどんな感じになるかやってみたいと思います。また楽しみが増えました。
ヨタヨタ走っている様子は動画にて↓