ラジコン

【ラジコン#24】 OCK初走行で足がガクガク 【難コース】

2024年6月6日(水)、オフロードサーキット鹿沼(OCK)初走行しました。

今回の課題

難しそうなジャンプが多数ある難関コース。これまで2回ほど見学に行ったのですが、自分にはとても無理と感じていました。ですが、この半年というもの結構な頻度でコースに通い、つくパーやかしまRCサーキットなどで経験を積みましたので、そろそろ挑戦してみることにしました。

走らせる車両はRO1.0とMO1.0

つくパーで鍛えたテクニックで華麗に連続ジャンプをクリアしてやるぜ!! という意気込みです。

RO1.0の走行

走行①
29秒24
29秒71
コケてコケてコケまくり、1周をコースアウトせずに走ることはほぼ出来ませんでした。

走行②
28秒40
28秒44
28秒78
なんとか数周タイムが出せましたが、後は転びまくりでした。

走行③
27秒46
27秒54
27秒30
26秒78
27秒08
27秒81
26秒67
26秒40
26秒83
26秒19 ☆
26秒74
動画を撮らずに集中して走った結果、やっとある程度「どう走ればいいか」のイメージが見えてきました。

走行④
スプリングのイニシャルを+3mm(車高12~13mmくらい)
26秒61
26秒64
25秒88 ☆
25秒98
25秒99
底付きしているようなので少し車高を上げました。まだ足りないようで、あまり変化はありませんでした。

走行⑤
26秒74
26秒88
26秒69
タイム更新できず。なかなか進歩が感じられない。

走行⓺
26秒47
26秒32
26秒85
疲れもあってまとめられず。

MO1.0の走行

走行①
26秒70
27秒38
26秒42
RO1.0より走りやすいですが、ペースを上げようとすると結局は転倒が増えました。

走行②
26秒57
26秒17 ☆
26秒40
スピードが速い分、ミスすると衝撃が大きいようです。左前輪のユニバーサルジョイントカップ破損して終了。

感想

RO1.0のベストタイム 25秒88
MO1.0のベストタイム 26秒17

事前に走行動画は結構見ていたのですが、実際に走ってみると想像よりコース幅が狭く感じました。路面は一見平らなようでも色々な方向に傾斜しているので、真ん中を走らせようとしても右か左に流される場所があり、油断するとすぐコースアウトしてしまいます。路面の癖を掴むまでが大変でした。

また、ジャンプも結構癖があり、普通にまっすぐ飛んだつもりなのになぜか吸い寄せられるように左右にコースアウトする場所や、飛びすぎたり短かったりで不思議なほど飛距離が合わないジャンプ、そしてRO1.0(つくパーレース仕様ピニオン20T)のスピードだと、しっかり助走しないと飛びきれない2連ジャンプもいくつかあって、踏切の位置、速度がなんとなくだとすぐにひっくり返ってしまいます。ジャンプ台に入るのがトラウマになるレベルで転びまくりました。

実車のサーキットでも最近は平らなところに定規とコンパスで引かれたようなレイアウトのコースが多かったりしますが、このコースは言ってみれば鈴鹿やスパのような峠的オールドサーキットの雰囲気ですね。路面が色々な方向にうねっていて、バンプもあり、そのうえジャンプもある、本当に三次元的な空間把握を要求される感じがしました。

操縦台がは結構高くて上から見られるのは良いのですが、コースの広さもあって結構遠くなるので奥行きが掴みずらく、「ここはいつもコースアウトするから右(あるいは左)に寄って走りたい」と思っても吸い寄せられるように毎回コースアウトしてしまって、同じミスを繰り返す自分にイラつきました。操縦台への昇り降りもしんどくて、初心者用にもっと低い踏み台みたいなものでもあれば良いなと思いました。

コースツアー

コースに沿って部分部分の攻略を復習も兼ねて書きます。

・右側の大きめの2連ジャンプ
先が左に曲がっているので無意識的に左向きに飛んでいたと思う。1個目の真ん中から左寄りで踏み切ると、着地で必ず左にコースアウトする。まっすぐ踏み切るとその後で左に曲がらなくてはならず、直ぐに加速に繋げられないことや、勢いがあり過ぎると右にコースアウトすることもあるので、1個目を右寄りからやや左向きに飛ぶのが良いと思う。平らなところに落ちるとコケることがあるので、手前で少しアクセル調節してセオリー通り斜面に落とすほうが良さそう。

・バックストレート
手前を走るとジャンプの陰に隠れてしまうことと、左に引き込まれるような感覚があるので注意。

・90°テーブルトップ
手前でしっかり減速してイン側を通る。それほどシビアではないが、調子に乗ってスピードが残り過ぎると転倒に繋がる。

・2連前の右ターン
アウトから入ろうとするとアウトに流される。また、スピードが乗っていると出口で小さく飛んでしまうい、次の2連への加速ができなくなるので、スピードを落としてイン・イン・イン。

・手前に向かってくる2連ジャンプ
勢いよく飛ぶと右か奥にコースアウトする。短く飛んですぐ左にターンできるようにするのがベストだが、飛距離の調節がなぜか難しい。

・奥に向かって飛ぶ2連+1ジャンプ
まっすぐ飛んだつもりでも左にコースアウトしがち。3連にも見えるが一気には飛べない。3つ目のジャンプの先は曲がっているので、小さく飛ぶ。

・3連ジャンプ助走区間
手前のジャンプを小さく飛んで助走区間を取れるようにする。右にカーブしているが、路面が奥に向かって傾斜しているのか、コース中央を狙うと左に流される感じがある。しかしコース右側を狙うとインに乗り上げがち。普通に通ることも難しいが、3連へアプローチする重要なポイント。理想は手前のジャンプを左寄りで小さく越え、コースを横切るように3連の右寄りにまっすぐ入れれば良いのではないか。

・3連ジャンプ
このコース最大の難所。3連に見えるが2つ目はテーブルトップのような形状で、その上に3つ目が乗っている感じ。MO1.0(13.5ターン)のパワーなら一気に飛べるが、前述のように助走が難しく、飛びきれないで3つ目の頂点に腹を打ってひっくり返るリスクも高い。無難なのは2+1で飛ぶ方法だが、2個目と3個目の間の狭い平らな部分にちょうど良く着地させる必要があり、飛距離のコントロールが難しい。飛び過ぎれば3つ目の頂点でバウンド、短ければ手前の斜面に刺さる可能性あり。しかし3つまとめて飛ぶよりはマシという感じ。

・3連の先のフラット区間
このコースで唯一息をつけるところ。ただし、パワーのある車両は小ジャンプでも結構飛んでしまうので速度調節必要。また、調子に乗ってハイサイドやイン乗り上げを何度もやらかした。

・ゴール前2連①
それほど難しくないが、着地後左に曲がるので飛びすぎるとタイムロスや着地後のハイサイドがある。RO1.0では次への助走を取るために、飛び過ぎないことと右寄りで敢えて遠回りして助走を稼ぐ方が確実な感じがする。

・ゴール前2連②
幅があるのでRO1.0だとしっかり助走しないと飛びきれない。MO1.0のパワーならそれほどシビアではないが、飛びすぎ注意。曲がりながら入って直後も曲がるので、タイヤが引っかかって姿勢が乱れることがある、意外と凡ミスで転倒した場所。

以上、つくパーとは全然違う初めて走るタイプのコースだったのでかなり戸惑いました。あまりにも転ぶので途中で心が折れましたが、ふて寝してから気を取り直して再チャレンジし、夕方まで頑張りました。最後まであまり光明は見えませんでしたが、動画を振り返って勉強し、体力も回復してからもう一度挑戦です。このコースを攻略するのはとても良い経験になると思います。なんとか普通に走れるようになりたいです。

-ラジコン