2024年6月21日(金)、つくばラジコンパークでターボスコーピオン初走行。
カーペット仕様に仕立てる
ノーマル状態ではオフロード走行を前提とした車高とタイヤなので、カーペット用に変更を加える必要があります。そのままでも走れますが、タイヤがグリップしない割に無駄に減ってしまうのでもったいないのです。
・車高
ダンパー内に仕込んだOリング一個分(1mm程度)車高は下げていますが、もともとの車高が高すぎるため焼け石に水な感じです。今回はそれ以上の対策は出来なかったので、かなり車高が高いままでの走行になりました。
・タイヤ
リアにはノーマルホイール+カクタスイエロータイヤ(インナーあり)を取り付けました。最近の一般的なバギー用ホイールはオフセットが合わずダンパーに接触してしまうため、オプションでターボスコーピオン用のホイールを購入しました。
フロントはノーマルホイールがベアリングをはめ込むタイプのため、最近のバギー用の六角ハブタイプに変換するパーツをアマゾンで購入(送料込み1260円)、径が合わないので内径4㎜外径5㎜のアルミパイプをホームセンターで購入(220円)。スペーサーなどを入れて調節し、一応取り付けは出来ました。しかし、かなりガタが多い状態になってしまいました。
シェイクダウン走行
走行①
(タイム計測できず)
走行中に右フロントタイヤがロック。六角ハブ化の処置が上手く出来ていなかった。修正して走行継続。
走行②
23秒26
23秒55
22秒70
21秒26 ☆
走行③
21秒87
22秒14
21秒69
21秒89
21秒64 ☆
21秒85
まとめ・感想
ベストタイム21秒26
今のつくパーのコースでは飛びきれない距離のジャンプは無いため、進入の仕方さえ悪くなければ普通にジャンプもこなせます。車高が高い事とリアタイヤがかなりグリップが高いため、斜めに着地すると激しくハイサイドするのではないかということで、進入角度には気を使いました。
直線スピードはまずまず。直進性も良好。
ハンドリングは、フロントにすり減ったタイヤを入れたため”ど”アンダー。さらにリアが新品のカクタスタイヤなので食いつき過ぎて加速でフロントが浮き、急にまっすぐアウト側に進んでしまうことがありました。これはタイヤチョイスの問題が大きいですが、リアモーターであることとサスペンションが動き過ぎることも関係あると思われます。
第一コーナーでブレーキが急に抜けるような挙動がありましたが、ブレーキしながら曲がり始めた時に片輪が浮いてデフの作用で空転してしまうせいでした。デフはオイル封入できるはずなので、少し硬めにするとしても、やはりサスペンション動き過ぎということも対策が必要でしょう。
いくつかの対策をすれば私の腕でも十分に19秒台は出せるように感じました。クラシッククラスのマシンはジャンプのたびに不安定な挙動をしている印象があったので、思いのほか走るぞというのが初走行の印象です。
走行性能としては、もちろん私の他の車種よりも劣るわけですが、走らせていてタイムだけではないなにか面白さを感じました。難しい特性のマシンをうまく操れた時の気持ちよさもありますが、そもそもダンパーが凄く動いている様子が何とも言えずバギーっぽくて良かったです。
クラシッククラス参戦車両はレーザーZXになりそうなので、ターボスコーピオンは無理に車高を下げたりしてカーペット仕様にするよりも、このままオフロードを楽しむほうが良いかもしれません。