ラジコン

【ラジコン】#28-① 第二回ダート王決定戦 104002逆襲なるか!? 【つくパー25】

2024年8月21日(水)、つくばラジコンパークに行きました。約1カ月半ぶりのラジコンです。
路面コンディションは少し湿った土で、グリップ的にはベストコンディションなのですが、前回より路面の凹凸が増えた感じがしました。

今回の見どころ

前回やった3台対決の第2戦です。特に104002(バイオレント)は足回りをリフレッシュして大幅にスムーズになっていますので、104002の「逆襲なるか!?」が見どころです。

予想ではダートクロスがかなり厳しいのではないかと思っています。

また、一応持って行ったターボスコーピオンで意外な発見がありました。

ダートクロスの走行

前回の走行からの変更点は車高を上げたことです。ざっくり計測ですが、F20mm、R18mmくらいです。意図的に差を付けたわけではありませんが、アンダーステア傾向なのでフロントが高くなって荷重がかかるほうが良いのかなと思い、そのまま走りました。
<参考>前回のベストタイム 14秒43

走行①
15秒72 ☆
15秒88
15秒88
トータル27周走り、15秒台は3周だけ。ギャップではじかれ、なかなか思うように走れませんでした。まだ路面も少し滑りやすかったかもしれません。

走行②
激安中華タイヤ(新品)を使用
15秒61
15秒67
15秒79
15秒78
15秒84
15秒64
15秒69
15秒93
15秒43 ☆
15秒70
15秒69
トータル34周走って15秒台は11周でした。タイヤのグリップも良く、路面にも慣れてきました。しかし、走行ラインの近くにギャップがあり、ペースを上げると大きくはじかれるせいもあってか、それほどタイムが伸ばせませんでした。

走行③
タイヤをノーマルに戻す。車高を上げる。
14秒90
15秒30
15秒41
15秒20
15秒14
15秒28
15秒34
14秒62 ☆
15秒27
トータル55周、15秒5より速いタイムをピックアップ。
やや一発タイム感はありますが、2周だけ14秒台が出ました。ノーマルタイヤも別段グリップに不足はなく、路面コンディションが良くなった影響で15秒台は安定して入れられるようになりました。しかし、良い感じで走れていてもギャップではじかれてダメになってしまう周も多く、やはりダンパーオイルを替えないといけないと思いました。

104002(バイオレント)の走行

前回の走行からの変更点
・サスシャフトを変更(グニャグニャに曲がっていた)
・ダンパーを変更(RO1.0の樹脂ダンパーへ)
・タイヤをノーマルへ

<参考>前回のベストタイム 14秒95

走行①
16秒73
16秒73
16秒69 ☆
42周して16秒台が3周だけでした。オーバーステアが強く、すぐに巻き込んでしまうためにイン側に乗り上げてしまうことが多く、アクセルもなかなか開けられない感じでした。ノーマルのリアタイヤは摩耗が進んでいましたので、その影響も大きかったと思います。また、ギャップからの突き上げも強く、姿勢を乱されて苦労しました。

走行②
激安中華タイヤ(新品)を取り付け
15秒80
15秒59
15秒75
15秒58 ☆
トータル48周して15秒台は4周でした。タイヤの変更によりベストタイムではダートクロスに0.15秒差と迫っていますが、タイムの安定性は低く、やはりキャップではじかれることとオーバーステアにより、なかなか難しい操作性でした。

走行③
車高上げ。
15秒98
15秒72
15秒58
15秒95
15秒40 ☆
15秒96
15秒63
15秒75
15秒74
15秒83
15秒99
15秒53
トータル35周。15秒台が12周。ベストタイムは15秒40でした。
後半は異音がし始め、最後は駆動系がロックしてしまいました。おそらくこれまで同様デフの破損だと思い、「もうこの車は終わりでもいいか…」という感じになっていました。

ターボスコーピオンの走行

前回の走行から変更点無し。
<参考>前回のベストタイム 16秒81

走行①
16秒89 ☆
17秒55
17秒39
走行途中に突然モーターがとまる(ステアリングは動く)トラブルが頻発し、27周しか走れませんでした。前回よりデコボコが激しい路面コンディションでしたが、やはりグリップは良く、前回よりスピンしずらいうえ、ダートクロスや104002よりモーターが遅い事やダンパーが柔らかいことが功を奏してか、キャップに突き上げられることが少なく、むしろ走りやすかったです。一発タイムながら、前回のベストタイムと同等のタイムが出せました。

走行②
16秒62
16秒75
16秒99
16秒94
16秒82
16秒60
16秒59
16秒67
16秒19 ☆
16秒76
16秒59
59周して16秒台が11周でした。それ以外に17秒台も安定して出せていて、気持ちよく走れました。

まとめ

〇ベストタイム
ダートクロス 14秒62(前回14秒43)
104002(バイオレント) 15秒40(前回14秒95)
ターボスコーピオン 16秒19(前回16秒81)

ということで3台対決は今回もダートクロスの勝利でした!
前回に比べてグリップは良いけれどギャップが激しくなった路面コンディション。カーペット向けに硬いオイルが入っているダートクロスと104002はグリップの良さよりも姿勢を乱されることのネガが大きく出て、タイムを落としました。一方、ターボスコーピオンは不利だったトラクションの掛かりが良くなり、柔らかいオイルと高い車高でギャップも上手くいなし、タイムを上げるという興味深い結果でした。

ダートクロスは大きな変更はしていませんが、今回は一転して走らせ難くなってしまいました。ダンパーオイルは475番ですが、ギャップが増えた路面では硬過ぎたのだと思います。特に左奥のジャンプ手前にあるギャップには悩まされました。車高ももっと上げたほうが良かったのかもしれません。それでも弱アンダーの特性のおかげで何とかまとめることができて、まずまずのタイムも出せました。低速コーナーでちょっと曲がりが悪いので、次回は切れ角UPを試してみたいです。

104002については、せっかくの良いダンパーも硬すぎるオイルで返ってマイナスに作用したかもしれません。フロントが475番でリアが425番が入っていたと思います。350~400番くらいのオイルだったらどうだったのか見てみたい気もしますが、残念ながら3回目のデフ破損なので、これで終わりにしようと思います。十分楽しみ、元は取った気がします。直してもまた壊れるだけですし、豪快さが取り柄なのにパワーを絞っても私としては楽しくないです。104002のリソースを他の車両に掛けるか、また別のモデルを購入する枠としてとりあえず開けておこうかと思います。(※と思ったのですが、まだ壊れていなかったので次回も走らせます)

ターボスコーピオンは実はあまり走らせる気はなく、一応持って行っただけだったのですが、走らせてみたら意外な発見がありました。これまでダートでの2WDは、スピンしないようにそ~っとそ~っと走らせなくてはいけない、「練習にはなるけどスカッとしないしあまり面白くない」という感想でした。ところが今回は路面コンディションとうまくかみ合ってくれて、スピンし辛いしギャップは上手く吸収してくれるし、程よいパワーで気持ちよく開けれるし、走らせていて楽しかったです。80年代のコースというのはこういう荒れたコースだったのかもしれません。そこでは車高の高い「いかにもバギー」という姿のマシンが疾走していたのでしょう。ロマン枠のお高い復刻バギー。汚すのはもったいないし、ちょっと走らせたら綺麗にして飾っておこうかと思っていましたが、それこそもったいない事なのかもしれません。やっぱりレーシングバギーは走らせてナンボだなと思いました。

走行振り返り

・ダートクロスの砂ぼこり対策結果(ボディに隙間テープを貼り付け(動画参照))
屋や湿り気があって砂ぼこりが少ないコンディションではありましたが、シャーシ前側部分(受信機やESC付近)の砂ぼこりはかなり少なく感じました。一方でスパーギア周辺は砂ぼこりの付着が見られ、スパーとピニオンの間に噛みこんだとみられる跡もありました。後部に回る砂の対策が何か欲しいところです。

・104002(バイオレント)のトラブル原因
完全にデフが壊れたと思い込んでいましたが、原因はドライブシャフトのジョイントカップでした。デフは全く異常は無く、第三回ダート王決定戦も参戦出来そうです。詳しくは動画をご覧ください。

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