2024年10月15日（火）、つくばラジコンパークで京商ダートクロスとWLTOYS104002（バイオレント）の対決をしてきました。
今回の変更点
・ダートクロス
リアダンパーオイル 400番から300番に変更
・104002（バイオレント）
フロントセンターシャフト交換
サーボ交換 G25 → SPT4412LV
ヒート１
ダートクロスの走行
15.26
15.36
15.28
14.82 ☆
15.28
14.90
トータル49周
跳ねも少なくなって良い方向だったと思う。向きも変わりやすくなってはいるが、基本的な特性としてはやはりアンダーステアはある。
104002（バイオレント）の走行
15.28
15.33
15.00
14.63 ☆
14.68
14.86
トータル42周
ヒート１は１４．８２対１４秒６３で、104002（バイオレント）の勝ち！
ヒート２
ダートクロスの走行
14.95
14.98
14.85
14.92
14.80
14.93
14.80
14.37 ☆
14.39
14.41
トータル32周
安定してきてアベレージも14秒台で安定
104002（バイオレント）の走行
14.95
15.06
15.04
14.80
14.74 ☆
トータル24周
車体が暴れてパワーを活かしきれず
ヒート２は１４．３７対１４．６３（更新ならず）で、ダートクロスが逆転！
ヒート３
ダートクロスの走行
14.54
14.19 ☆
14.55
14.77
14.43
14.63
トータル30周
これまでのベストタイムを更新！
104002（バイオレント）の走行
15.01
15.02
15.04
14.86
15.00
14.74
14.79
15.07
14.57
14.84
14.15 ☆
トータル49周
まさかの最終ラップに大逆転！
ヒート３は１４．１９対１４．１５で、104002の逆転！？
結果まとめ
〇ベストタイム
ダートクロス １４秒１９（これまでのベスト１４秒３１）
104002（バイオレント） １４秒１５（これまでのベスト１４秒１４なので更新ならず）
ダートクロスの勝ちは決まった感じで、もうそろそろやめようかと思った４９周目、104002（バイオレント）がまさかの１４秒１５をたたき出しました。ベストラップ勝負をしているので、104002の勝ちということになるのですが、実際のところほとんどの周は１４秒台に入れておらず、まぐれ感がぬぐえません。
今回はそこまでの走りっぷりも含め、引き分けということにしたいと思います。
コンディションは良好でしたが、コース後半の凸凹はなかなか激しく、どちらもかなり暴れました。そんな中、ダートクロスはコース前半をアベレージ良く走れて、コース後半の姿勢の乱れもどちらかと言えば少なかったです。
これは車体の性能もあるかもしれませんが、ダートクロスのほうがパワーが無かったことでスピードが乗らない分暴れが少なかったように思います。また、１コーナーへの進入もアクセルコントロールでスムーズに入れるのでコーナリングスピードを高く保てる印象がありました。
一方バイオレントは１コーナーでしっかりブレーキを掛けなければならず、大きな荷重移動が起きるので姿勢が乱れやすく、そのため１コーナーのコーナリングスピードが低くなりがちでした。また、コース後半にギャップに弾かれてミスすることも多かった印象です。
１コーナーに関してはアクセル操作への反応も違うように感じました。ダートクロスは中速域の速度コントロールが滑らかにできるのに対し、バイオレントは微調整がし辛く、パワーが出過ぎたり足りなかったりでコントロールが難く、１コーナーのコーナリングスピードを保てないもう一つの要因になっていたと思います。
結局パワーがあり過ぎるというのは、それを受け止めるタイヤや路面、そして技術がないと宝の持ち腐れどころか邪魔になってしまうということなのでしょう。その証拠と言えるかはわかりませんが、バイオレントは最後の周にベストタイム出した後、バッテリーがなくなって走行終了しました。モーターは発熱しバッテリーは無くなる寸前という一番パワーの落ちた状態でベストタイムを出したというわけです。
ハンドリングに関しては、弱アンダーのダートクロスは走らせやすかったですが、後半のキツイ切り返しでは向きが変わるのが遅いと感じることがありました。一方バイオレントはオーバーステア傾向のため曲がり過ぎてイン側のコースパイプに接触することが多々あり、かなり操作に神経を使いました。しかし、程よく曲がりって加速に繋げられると、後半区間についてはアドバンテージがあるように感じられました。
〇まとめ
・自分の技術とコンディションに合ったパワーを使うというのは、少しくらい直線が速くなることよりずっとメリットが大きい
・ESCもちゃんとしたもののほうが良い気がしてきた
・ダートクロスはより曲がるように、バイオレントはより安定方向にセッティングをしていきたい